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サラダにかけるドレッシングを、オリーブオイルで手作りする人が増えています。
理由はシンプルです。市販のドレッシングには、乳化剤・保存料・果糖ぶどう糖液糖など、原材料表示を見ると意外なほど多くの添加物が使われています。一方、オリーブオイルで作る手作りドレッシングなら、材料はオリーブオイル・酢・調味料だけ。何が入っているか自分で把握できる安心感があります。
さらに、エクストラバージンオリーブオイルにはオレイン酸やポリフェノールなど、健康に寄与するとされる成分が含まれています。「毎日のサラダをもっと健康的にしたい」という方にとって、オリーブオイルドレッシングは手軽な第一歩です。
そして何より、味の自由度が高い点も魅力です。和風・イタリアン・中華風など、調味料の組み合わせ次第で無限にアレンジでき、飽きずに続けられます。
まずは覚えておきたい基本の配合比率から紹介します。この黄金比さえ押さえれば、初めてでも失敗しにくいドレッシングが作れます。
黄金比は「オリーブオイル2:酢1」。この比率を基本に、好みで醤油・レモン汁・はちみつなどを加えてアレンジしていきます。
オリーブオイルは、風味がしっかり感じられるエクストラバージンがおすすめです。加熱せずにそのまま使うドレッシングだからこそ、オイルの品質が味に直結します。
手作りドレッシングで最も多い失敗は「油と酢が分離してしまう」ことです。
乳化を成功させるポイントは次の3つです。
もし分離してしまっても、使う直前にもう一度しっかり振れば問題ありません。瓶に入れて作ると、シェイクするだけで簡単に混ざります。
基本のドレッシングをマスターしたら、次はアレンジに挑戦してみましょう。どれもオリーブオイルの風味が活きるレシピです。
材料:オリーブオイル 大さじ2 / 醤油 大さじ1 / 酢 大さじ1 / すりごま 小さじ1
醤油のコクとオリーブオイルの香りが意外なほど好相性です。豆腐サラダ・大根サラダ・蒸し鶏サラダなど、和風の食材によく合います。仕上げにすりごまを加えると、香ばしさが加わり満足感がアップします。
材料:オリーブオイル 大さじ2 / レモン汁 大さじ1 / にんにく(すりおろし)少々 / 塩・こしょう 各少々
レモンの酸味とにんにくの風味で、トマト・モッツァレラ・バジルのカプレーゼに最適です。酢の代わりにレモン汁を使うことで、軽やかでフレッシュな味わいになります。おもてなし料理の仕上げにもおすすめです。
材料:オリーブオイル 大さじ2 / にんじん(すりおろし)1/3本 / 酢 大さじ1 / はちみつ 小さじ1 / 塩 少々
すりおろしたにんじんを混ぜ込むことで、オレンジ色の鮮やかなドレッシングに仕上がります。自然な甘みがあるため、野菜が苦手なお子さんにも食べやすいと好評です。葉物サラダにたっぷりかけて、にんじんの栄養も一緒に摂れます。
材料:オリーブオイル 大さじ2 / バルサミコ酢 大さじ1 / はちみつ 小さじ1/2 / 塩・こしょう 各少々
バルサミコ酢のまろやかな酸味と甘みが、オリーブオイルの風味を引き立てます。ベビーリーフやルッコラなど、少し苦みのある葉野菜との相性が抜群です。来客時のサラダにかければ、一気にレストラン風の味になります。
材料:オリーブオイル 大さじ2 / 玉ねぎ(すりおろし)1/4個 / 酢 大さじ1 / 醤油 小さじ1 / 砂糖 小さじ1/2
すりおろした玉ねぎの旨味で、肉料理のソースとしても使える万能ドレッシングです。ステーキサラダやポークソテーの上からたっぷりかけると、さっぱりと食べられます。作り置きして冷蔵庫に常備しておくと便利です。
ドレッシングを作ったら、次に迷うのが「どんなサラダに合わせるか」です。オリーブオイルベースのドレッシングに特に合う組み合わせを紹介します。
トマト×モッツァレラ×バジル
イタリアンの定番カプレーゼ。レモンイタリアンドレッシングとの相性は間違いありません。
アボカド×ゆで卵×ベビーリーフ
クリーミーなアボカドと卵のコクに、バルサミコ酢ドレッシングが合います。ボリュームのあるおかずサラダになります。
豆腐×大葉×みょうが
和風醤油ドレッシングで食べる冷奴風サラダ。夏場のさっぱりメニューとして重宝します。
グリルチキン×パプリカ×リーフレタス
玉ねぎドレッシングをかければ、メインディッシュにもなるパワーサラダの完成です。
ポイントは、ドレッシングの味の方向性と具材の相性を合わせること。和風には和の食材、イタリアン系には洋の食材を選ぶと、まとまりのある一皿になります。
手作りドレッシングは保存料が入っていないため、市販品ほど長期間は持ちません。正しい保存方法を知っておくことが大切です。
基本の保存ルール
作り置きのコツ
一度に大量に作るよりも、2〜3回分をまとめて作る程度が使い切りやすい量です。使う直前にしっかり振ってから、サラダにかけてください。冷蔵庫で冷えるとオリーブオイルが白く濁ることがありますが、品質に問題はありません。室温に少し置くか、手で瓶を温めれば元に戻ります。
ドレッシングに使うオリーブオイルは、加熱せずにそのまま味わうため、オイルの品質が味を大きく左右します。
選ぶべきはエクストラバージンオリーブオイル
ドレッシング用途には、風味が豊かなエクストラバージンオリーブオイル(EVO)が適しています。ピュアオリーブオイルや精製オリーブオイルは、風味が弱いためドレッシングには向きません。
風味タイプ別の使い分け
鮮度も重要なポイント
オリーブオイルは鮮度が命です。開封後は酸化が進むため、なるべく早く使い切れるサイズを選びましょう。また、遮光ボトルに入った製品を選ぶと、光による劣化を防ぎやすくなります。
小豆島で搾油された新鮮なエクストラバージンオリーブオイルなら、青々しい香りとフルーティーな風味がドレッシングの仕上がりを格上げしてくれます。
オリーブオイルドレッシングは、「オリーブオイル2:酢1」の黄金比さえ覚えれば、誰でも簡単に作れます。
和風醤油・レモンイタリアン・にんじん・バルサミコ酢・玉ねぎの5つのアレンジを紹介しましたが、基本の配合を軸に、冷蔵庫にある調味料で自由にアレンジできるのが手作りの最大のメリットです。
美味しいドレッシングの決め手は、オリーブオイルの品質です。加熱しないからこそ、風味がダイレクトに味に出ます。まずは新鮮なエクストラバージンオリーブオイルを1本用意して、今日のサラダから試してみてください。