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「オリーブオイル 種類」で調べ始める人の多くが、最初につまずくのが“そもそもオリーブオイルって何が違うの?”という部分です。 ここを押さえておくと、後半の種類の比較や選び方が一気にラクになります。
先に正直な話をすると、私も昔は「オリーブオイルって全部同じでしょ」と思っていて、 スーパーで一番安いボトルを買っては、加熱しても香りが立たないことにモヤモヤしていました。 しかも“フレッシュっぽい香り”を期待していたのに、実際はぼんやりした油っぽさだけが残って、「あれ、こんなもん?」とがっかり…。 後から分かったのは、自分が欲しい用途とオイルの性質がズレていただけでした。
オリーブオイルは、オリーブの実から取れる植物油です。ざっくり言うと、 果実(オリーブ)を搾って得られる油という点が特徴。 たとえば大豆油や菜種油の多くは“種子”から取りますが、オリーブオイルは“果肉”由来の側面が強い油です。
そして、オリーブオイルの違いを生む大きな要素は主にこの3つです。
「オリーブオイル 種類」で出てくる用語(エクストラバージン、ピュア、ポマースなど)は、 だいたい“どの製法で、どのレベルの品質か”を示すラベルだと思ってOKです。
味や香りの方向性としては、青々しい香り(草・青りんごっぽい)や、ナッツのような香ばしさ、 まろやかさなど、幅がかなり広いです。ここを知らずに買うと、「期待と違う」が起きやすいです。
オリーブの栽培は地中海地域の暮らしと強く結びついてきました。 オリーブは食用だけでなく、灯り(オイルランプ)や石けん、保存食、宗教儀礼などにも使われ、 “生活の中心にある作物”として文化に根付いてきた背景があります。
この歴史が、いまのオリーブオイルの価値観にもつながっています。たとえば地中海沿岸では、 「その家の味=その家のオイル」と言っていいくらい、日常的に使う油として選ばれてきました。 だからこそ、オイルの香りや苦味・辛味の感じ方に敏感で、料理との合わせ方も発達しています。
一方で、日本でオリーブオイルが広まった経緯は“健康イメージ”や“洋食文化”の影響が大きく、 「体に良さそう」「おしゃれ」から入る人も多いです。 この入口の違いが、「オリーブオイル 種類」を調べると情報がバラバラに見える理由でもあります。
ここまでのポイントはシンプルで、オリーブオイルは歴史的に“日常の油”として磨かれてきた一方で、 日本では用途や好みが人によって違いすぎて、「正解が一つに見えない」んです。 だからこそ、次の章で種類を整理して、用途に合わせて選べるようにしていきます。
ここが「オリーブオイル 種類」で一番知りたいところですよね。 ただ、種類を語るときにややこしくなる原因は、“味の違い”と“規格(製法・品質)の違い”が混ざって説明されがちなことです。 なのでこの章では、まず規格としての種類を整理しつつ、実際の使いどころまで落とし込みます。
先に失敗談を一つ。昔、私は「ピュア=純粋で良いやつ」と思い込んで、 “ピュアオリーブオイル”をサラダにドバっとかけたんですが、香りがほぼ出なくてテンションが下がりました。 そのときは「オリーブオイルって期待外れ…」と感じたんですけど、後で知ったのはピュアは“味が強い”という意味ではないという事実。 用途を間違えると、満足度がガクッと落ちます。
エクストラバージンオリーブオイルは、一般的に最も品質が高いグレードとして扱われます。 ざっくり言えば、精製をしていない(または化学的な精製工程を通していない)オリーブオイルで、 香り・風味がはっきり出やすいのが特徴です。
注意点として、エクストラバージンは「上質=いつでも万能」ではありません。 香りが強いものは、料理によっては主張しすぎることもあります。 たとえば繊細な出汁系の料理に、青々しいタイプを大量に使うと、油の香りが勝ってしまうことがあります。
ここが誤解の温床です。言葉の印象だけで選ぶと、かなり高確率でズレます。
バージンオリーブオイルは、エクストラバージンと同じく精製をしていない(非精製)タイプですが、 香味や酸度などの条件でグレードが分かれます。 エクストラバージンほど厳密な基準を満たさない場合に、バージンとして流通します。
ピュアオリーブオイルは多くの場合、精製したオリーブオイルをベースに、 少量のバージン系をブレンドして風味を整えたものとして扱われることがあります(表記や配合は商品によります)。 ここで重要なのは、「ピュア=最高級」ではなく、むしろ“クセを抑えて使いやすくしたタイプ”として考えると失敗しにくい点です。
もし「とりあえず毎日使って、家族の好みもバラバラ」みたいな状況なら、ピュア系はかなり扱いやすいです。 逆に「香りを楽しみたい」ならエクストラバージン寄りが満足度高いです。
オリーブポマースオイルは、搾油後に残る果肉や種などの搾りかす(ポマース)から得られる油です。 そのままだと油分が少ないため、抽出・精製などを経て作られることが多く、風味はかなり穏やかです。
家庭でも揚げ物をよくする人や、オリーブの香りが苦手な家族がいる場合には選択肢になります。
「オリーブオイル 種類」を理解しても、実際に売り場に行くと迷います。 ボトルは似てるし、ラベルは英語だらけだし、値段もピンキリ。 私も最初は“高い=正解”と思って買って、開封後に放置して酸化させてしまい、 仕上げがけに使ったら微妙な風味で地味にへこみました。高いのに…。 なのでここでは、買う前に確認するポイントを再現性高めでまとめます。
オリーブオイルの品質は、ざっくり言うと「新鮮さ」「保管状態」「偽装・誤認の回避」で差が出ます。 味の好み以前に、ここを外すと“香りが弱い/変な匂いがする”みたいな残念パターンになりやすいです。
可能なら収穫年(Harvest year)や搾油時期の記載があるものが理想です。 記載がない場合は、最低でも賞味期限を見て、期限までの残りが短すぎないものを選びましょう。 特にエクストラバージンはフレッシュさが魅力なので、古いと良さが出にくいです。
オリーブオイルは光で劣化しやすいので、透明ボトルよりも遮光瓶(濃い色のガラス)や缶が安心です。 透明ボトルしかない場合は、保管場所の工夫が前提になります。
産地(国だけでなく地域)や品種が書かれていると、作り手が情報開示に積極的な傾向があり、 風味の想像もしやすいです。特に“単一品種”表記(例:アルベキーナ等)があるものは、 香りの個性を楽しみたい人に向いています。
批判的な話もしておくと、「生食用に使いたいのに、極端に安いエクストラバージン」を選ぶと、 香りが弱かったり、鮮度が落ちていたりして満足度が下がることがあります(もちろん例外もあります)。 逆に、加熱調理メインなら高級エクストラバージンにこだわらなくても十分おいしいです。 用途に合わせて、かけるお金の場所を分けるのが失敗しにくいです。
いいオイルでも、開封して長く置くと風味が落ちます。 私は“お得だから”と大瓶を買って、結局最後は香りが抜けた油になっていました…。 初心者ほど250ml〜500mlくらいの回転の早いサイズがおすすめです。
ラベルは情報の宝庫ですが、言葉の印象で誤解しやすいポイントもあります。 ここだけ押さえると、売り場での迷いが減ります。
「ピュア」は“最高級”という意味で使われているわけではないケースが多いです。 「クセが少ない・調理向き」くらいの感覚で見ると、期待外れになりにくいです。
また、「コールドプレス」「低温圧搾」などの表現もよく見ますが、 それだけで味が保証されるわけではありません。保管状態や鮮度のほうが重要な場合もあります。 ラベルの“強そうな単語”に引っ張られすぎないようにしましょう。
「オリーブオイル 種類」を理解して選べたら、次は使い方です。 ここでまたありがちな落とし穴があって、“高いオイルは生でしか使っちゃダメ”みたいな思い込み。 私もそれで、エクストラバージンを「仕上げ専用」にしてしまい、結果的に全然減らずに酸化させたことがあります。 もったいないのに、最終的に香りが落ちていく…これ、精神的にじわじわ来ます。 なのでこの章は、気持ちよく使い切るための現実的な使い分けを整理します。
結論から言うと、基準は「香りを活かしたいか」「料理の味を邪魔したくないか」です。
この用途では、基本的にエクストラバージンが向きます。 香り・苦味・辛味が立つので、少量でも満足度が上がりやすいです。
ここではピュアオリーブオイル(オリーブオイル表記)が扱いやすいです。 クセが少ないので、和食・中華・洋食どれでも合わせやすい。 エクストラバージンも加熱に使えますが、香りが飛んで「もったいない」と感じるなら、日常用はピュアに分けたほうがストレスが減ります。
揚げ物や大量に使う調理では、コスパと扱いやすさが優先になりやすいです。 ここはピュアやオリーブポマースオイルが候補になります。 ただし、ポマースは“オリーブの香り”目的で買うとズレます。あくまで調理の油として割り切る方が納得しやすいです。
ここからは「結局どれを使えばいい?」を、料理別にサクッと整理します。 迷ったら、まずこのパターンで回してみるのがおすすめです。
まとめると、「香りを楽しむ場面はエクストラバージン」「日常の加熱はピュア」「大量・高温はピュアorポマース」で回すと、 使い切りやすくて失敗が減ります。
「オリーブオイルって体にいいらしい」――ここは多くの人が聞いたことがあると思います。 ただ、ここで変に期待値を上げすぎると危ないです。 私も一時期「これさえ摂ればOK」みたいな気分になって、サラダにかけすぎて普通にカロリー過多になりました。 健康目的で取り入れるなら、成分の特徴を知ったうえで、摂り方をちゃんと現実に寄せるのが大事です。
オリーブオイルの主成分は脂質で、その中でもオレイン酸(単価不飽和脂肪酸)が多いのが特徴です。 さらに、エクストラバージンなどの非精製タイプには、製造条件や品質によって差はありますが、 ポリフェノール類やビタミンEなどが含まれます。
ここで誤解しやすい点をはっきり言うと、オリーブオイルは健康食品というより“油の選択肢の一つ”です。 どの油でも摂りすぎれば太りますし、偏れば栄養バランスは崩れます。 「いい油だから無限にOK」みたいなノリは、普通に失敗します。
オリーブオイルが注目される背景として、地中海地域の食習慣(いわゆる地中海式の食事)が話題になることがあります。 ただし、重要なのはオリーブオイル単体ではなく、野菜・豆・魚・全粒穀物などを含む食事全体の組み合わせです。 オイルだけを変えても、他がボロボロなら体感は出にくいです。
目安としては、日常の油の一部をオリーブオイルに置き換えるイメージが扱いやすいです。 たとえば、
この程度でも十分「取り入れている」状態になります。 一方で、ダイエット中なのに「健康のために」と追加でドバドバかけるのは、だいたい逆効果になりがちです。 油は1g=9kcalなので、増やすと普通に摂取カロリーが増えます。
ざっくり言うと、香りやポリフェノール由来の要素を期待するならエクストラバージンの方が納得しやすいです。 ただし、健康効果をうたうレベルで語るのは言い過ぎになりやすいので注意。 一方で、日常の油を置き換えるという意味では、ピュアやポマースでも「油として使う」メリットはあります。 どれが絶対に正しいというより、継続できる形にするのが強いです。
私もやらかしたことがあります。買って満足して、キッチンのコンロ横に置きっぱなし。 しかも透明ボトル。数週間後、仕上げがけしたら「なんか香りが鈍い…」。 そのときは原因が分からず、オイルのせいにしていました。今思うと、完全に保存が悪かったです。 なのでここでは、誰でもできる現実的な保存ルールをまとめます。
オリーブオイルが劣化しやすい主な原因は、光・熱・空気です。 この3つを避けるだけで、風味の持ちがかなり変わります。
「すぐ使うから」とコンロ横に置く気持ちは分かります。 私もそれで劣化させたので、利便性と品質のバランスは悩みどころです。 どうしても出しっぱなしにしたいなら、遮光ボトル+熱源から距離を取るのは最低ラインにしましょう。
特に、開封後にボトル内の空気量が増えると、酸化は進みやすくなります。 「最後の方だけ味が落ちる」問題は、ここが原因のことも多いです。
迷う人が多いポイントですが、基本は常温の暗所保存でOKです。 冷蔵庫に入れると白く固まることがあり(品質が悪いという意味ではないこともあります)、 使い勝手が落ちる場合があります。 ただ、真夏で室温が高くなり続ける環境なら、冷暗所が確保できないケースもあるので、 その場合は冷蔵庫も選択肢になります。使う前に常温に戻せば元に戻ることが多いです。
オリーブオイルは「腐る」というより、風味が落ちる・酸化すると考えると分かりやすいです。 そして、劣化すると“おいしくない油”になります。健康目的でもテンションが下がります。
ここは商品や保存環境で変わるので断定はできませんが、 「開封後に半年以上かけて使う」みたいな運用だと、香りを楽しむタイプのオイルほど損を感じやすいです。 だからこそ、最初から容量を小さめにするのが効きます。
ちなみに、エクストラバージンの苦味や辛味は、劣化とは別物です。 ただ、明らかに「油が古い」感じの匂いが出てきたら、仕上げがけ用途は厳しいと思った方がいいです。 そういうときは、無理に捨てる前に加熱調理(炒め物など)に回すと心理的ダメージが減ります。
ここまでのまとめとして、オリーブオイルをおいしく使い切るコツは 「暗い・涼しい・空気を入れない」+「使い切れるサイズ」です。
最後に、「オリーブオイル 種類」を調べている人が引っかかりやすい疑問をQ&Aでまとめます。 私自身、最初は疑問だらけで、売り場の前でスマホ片手に固まってました。 しかも焦って買った結果、家で開けて「思ってたのと違う…」ってなる。 こういうズレを減らすために、よくあるポイントを短くスパッと整理します。
A. 期待しすぎない方が安全です。エクストラバージンは“グレード”の一つですが、 鮮度・保管・流通で風味は大きく変わります。開封して香りが弱いと感じたら、 まずは「古い」「光や熱で劣化した」可能性も疑ってください。 できれば遮光容器、賞味期限に余裕、回転が良さそうな店(在庫が古くない)を選ぶと外しにくいです。
A. 体に悪いと決めつけるのは早いです。 一般的には精製工程を含むオリーブオイルで、クセが少なく加熱調理に使いやすいタイプとして流通しています。 香りを楽しむ用途には不向きなことが多いですが、日常の調理油としては使いやすい存在です。 「生食はエクストラバージン、加熱はピュア」と分けると、満足度と使い切りやすさが上がります。
A. 高いほど“あなたに合う”とは限りません。 香りが強い高級タイプは、好みに刺されば最高ですが、苦味や辛味が苦手だと微妙に感じることもあります。 逆に、加熱調理メインなら中価格帯のピュア系で十分なことも多いです。 用途と好みを先に決めてから値段を見ると失敗しにくいです。
A. できれば遮光が安心です。透明ボトルでもダメではありませんが、 光で劣化しやすいので保存環境が重要になります。 暗い棚に入れる・熱源から離す・早めに使い切る、をセットにするとリスクを減らせます。
A. 目安としては1〜2か月で回せると失敗が減ります(保存環境で変わります)。 私は大瓶を買って半年かけて使い、最後の方で香りが落ちて悲しくなった側の人間です…。 最初は小さめサイズを選ぶか、「加熱用」と「仕上げ用」を分けて回転を上げるのがおすすめです。
A. “飲む”という形にこだわる必要はありません。 オリーブオイルは油なので、摂りすぎれば普通にカロリーが増えます。 健康目的なら「追加」ではなく、普段の油を置き換えるほうが現実的で続きます。 サラダやスープに小さじ1〜2、炒め油を置き換える、くらいで十分取り入れられます。
A. 目的次第です。 香りやフレッシュ感、ポリフェノール由来の要素まで含めて楽しみたいならエクストラバージンが納得しやすいです。 一方で、日常の油としての使いやすさや継続を重視するなら、ピュア系でも「置き換え」という意味はあります。 どれか一つが絶対正解ではなく、続けられる形が一番強いです。
A. 香り成分や一部の繊細な要素は、加熱で弱くなることがあります。 ただ、加熱=全部ムダと考えるのは極端です。 現実的には、仕上げに少量のエクストラバージンを足すと、香りも楽しめて満足度が上がります。 健康だけを理由に無理をするより、「おいしく続く」を優先したほうが結果的にうまくいきます。
A. 量が多い可能性があります。油はどれでも摂りすぎるともたれやすいです。 まずは量を半分にして様子を見るのがおすすめです。 それでも合わないなら、無理にオリーブオイルにこだわらず、体質に合う油を選ぶほうがストレスが減ります。
ここまで読んでくれたあなたなら、もう「オリーブオイル 種類」で迷子になることは減るはずです。 オリーブオイルは“正解が一つ”の世界じゃなくて、用途と好みに合わせて選べばちゃんと応えてくれる油です。
まずは難しく考えずに、加熱用にクセの少ない1本と、仕上げがけで香りを楽しむ1本。 この2本を小さめサイズで回してみましょう。 「これ好きだな」「これは料理に合うな」が分かってくると、次に買う一本が自然に決まります。
今日の料理に少し足してみるだけで、いつもの味がちょっと気分よく変わることがあります。 そんな瞬間を増やせたら、オリーブオイル選びはもう成功です。